急性すい炎、原因はアルコールだった。ためしてガッテンより [健康]
●実はすい臓が溶けるという不思議。
激しい腹痛で救急車に運ばれ人工透析、人工呼吸器を付けたが危篤状態になった。
CT検査すると何と驚きのすい臓が溶けていたのです。これが急性膵炎です。
日本では1年に57.000人がこの病気になり最近の20年で4倍に増えているとの事です。
ところですい臓の大きな働きにインスリン(私たちが食べたものが胃でお粥状になり更に
細かく分解する為にインスリンという酵素を十二指腸へ送り出します。)の分泌が有ります。
しかしある理由でインスリンが十二指腸へ送り出されず、
すい臓の中にインスリンが分泌されると、すい臓が溶け始めるという大変恐ろしい事になります。
●なぜすい臓が溶けるの?
その理由は酒の飲みすぎです。酒の飲みすぎは肝臓に悪い、休肝日 を作ろうとよく聞きますね。
ところが実はすい臓もやられちゃうのです。
ふつう健康な状態ならインスリンはすい臓の中では分泌しないように、
コントロールされているがアルコールでコントロールできなくなるのです。
もはやすい臓が酔っ払っている状態で本来の仕事ができないですね。恐ろしいですよね。
又すい炎には慢性すい炎もあります。これは痛みがないので、
気がついた時は大変進んでいる怖い状態になります。
●すい炎チェックは家庭でできるという。
・横になって背中を丸めると楽になる。
・みぞおち辺りの腹痛が鈍く繰り返す。繰り返す背中の痛み。
・重症の場合は、脂肪を消化できないので、便に脂肪が混じってきて白っぽい便が出る。
※急性すい炎の場合は、突然、激しい腹痛やおう吐などを伴う事が多いです。
●どのくらい飲むと危ないのか?
(毎日1日60gの以上のアルコールを飲むとやばい)
・毎日ビールだと1.2リットル以上
・毎日日本酒だと2合以上
・毎日ワインだと500ミリリットル以上
●毎日でなくても1度に100g以上のアルコールを飲むと危険。
・日本酒なら4合以上
・ワインなら800ミリリットル以上
・ビールだと2リットル以上
●予防としては飲み過ぎないように「休肝日」、「休すい日」を作りましょうと言う事でしたね。
最後まで読んで頂いて有難うございます。
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